ともみゅーじっくには、ADHDの生徒さんはいますが、アスペルガーの生徒さんは少ないです。
しかし、アスペルガーの特性が、ADHDのこのお母さんからみたら、羨ましいこともあるようです。
何がうらやましいか?
拘りのひとつとして、好きなことに執着して、ものすごい知識をもってしまうこと。それが将来的に生かされれば、もちろん水を得た魚です。
たとえば電車オタクといわれる男の子、沢山います。車番、改造番、かなり細かいところまで知っていて、その知識をとめどなく話し続ける。相手が聞きたくなくても、そんなことは考えていない。
ともみゅーじっくの電車少年は、漢字で書いてある地名や、駅名など、大抵読めます。それをみて、ADHDの少年の母は、なんか好きなことがあっていいねー、といいます。
しかし。この知識、本当にどうでもいいと聞き流している人に対しても延々というので、空気が読めない、とか、場違い、とかいう理由で、お母さんはかなり困っていらっしゃる。
どちらがいいの?
どちらがたいへんなの?
比べることはできません。上の表を見ていただいたらわかる通り、相反する障害の特性があります。
場合によっては、アスペルガーもADHDも持っている子も少なくありません。
止めるのがたいへんな衝動をもつADHD、悪気はないけど自己中心なアスペルガー。
どちらも、関心と支援が必要です。
ピアノ教室には、どちらのタイプもいて、その子に応じた対応をします。障害に合わせて、のレッスンではなく、その子に合わせたレッスンです。
そして、できないことをできるようにしていったり、関心のない、むしろ苦手なことに近づいていくことにスモールステップで向かっていくお手伝いをします。
とかく、自己肯定感が低い子供が多く教室にやってきますが、その子自身がきらめくように、とも先生はサポーターとなり、よりそっていきます!
0コメント